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山形のライブカメラ 2台

羽黒町から見た月山と、鳥海山の2台。どちらも修験の山として知られ、夏まで雪が残ることで有名です。

何が見えるか

2台とも山を遠くから望む構図で、山頂に置かれたカメラではありません。月山は羽黒町の平野側から、鳥海山は気象庁の監視点から、それぞれ山体の全体を捉えています。

どちらも出羽三山・出羽富士と呼ばれてきた信仰の山で、雪が遅くまで残ることでも知られます。斜面に残る白い筋の形と長さが、そのまま季節の進み方の目盛りになります。鳥海山は日本海のすぐ近くから立ち上がるため、海から湿った風が入ると山頂だけが雲に隠れます。

同じ雪の山でも、2つの形はかなり違います。月山はなだらかに広がる楯状火山で、粘り気の少ない溶岩が何度も流れて裾を広げた形をしています。鳥海山は逆に、噴出物が積み重なって高くとがった形です。羽黒町のカメラが平野側から月山の全体を入れられるのは、この山が高さのわりに横に広いからで、出羽三山の参詣路が長い尾根伝いに続いているのも同じ理由です。

鳥海山でいま一番高いところは、山そのものよりずっと若い岩です。1801年の噴火で山頂部に溶岩の塊が盛り上がり、これが新山と名づけられて標高2,236mの最高点になりました。それまで頂だった七高山は、7mほど低い隣の峰として残っています。カメラが遠くから捉えている稜線の一番高い出っぱりは、二百年あまり前に付け足された部分だということになります。月山のほうは歴史に残る噴火の記録がなく、山頂は平らな草地と社があるだけで、遠くから見ても尖りが出ません。同じ「富士」と呼ばれた山でも、片方は今も形が変わり、もう片方はずっと変わっていません。

山形のカメラ 2台

2台すべて静止画。押すとカメラ一覧のそのカメラが開きます。

いつ見るか

月山は日本でも雪が遅くまで残る山のひとつで、7月に入っても山肌に白が残ります。雪渓の形が季節の進みをそのまま示すので、同じ時刻に何日か続けて開くと変化がわかります。

鳥海山は山形と秋田の県境にある独立峰で、日本海からいきなり立ち上がる形をしています。海側から湿った風が入ると山頂だけ雲に隠れることが多いので、見えたら運がいいくらいの気持ちで。

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