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文化

社寺と参道のライブカメラ 23台⁠|清水寺・伏見稲荷・浅草寺・善光寺

清水寺の参道、伏見稲荷の表と裏、浅草寺の仲見世。混雑を先に知らせるために置かれた23台を、関東から山陰へ順に並べました。石段と鳥居が人の多さの物差しになります。

何が見えるか

ここに並ぶ23台は、景色を見せるために置かれたカメラではありません。参拝の人がいまどれだけいるかを、行く前に知らせるためのものです。京都の12台は国土交通省の京都国道事務所が道路の混み具合を見るために、4台は京都市観光協会が人の集まる時期と場所を散らすために置いています。残りは社寺そのものか、その門前の店です。浅草寺の2台は寺自身、東本願寺は向かいの仏具店、鶴岡八幡宮は参道沿いの店、善光寺は地元のケーブルテレビ、金峯山寺は寺自身、出雲大社は島根県の観光連盟が出しています。

23台のうち22台が動画です。人の流れは1時間おきの静止画では読めないので、混雑を見せるために置いたカメラは動画になります。静止画は出雲大社の1台だけで、こちらは3つの向きを10秒ごとに切り替えます。

人の量が読めるのは、画の中に動かない物差しがあるからです。石段の段数、鳥居の柱の間、仲見世の屋根の連なり。清水坂は朝のうちは石畳が見えていて、昼へ向かうにつれて坂が埋まっていきます。浅草寺の2台は同じ高さから反対を向いているので、境内と仲見世を続けて見られます。伏見稲荷は表参道と裏参道に1台ずつあるので、見比べればどちらが流れているかがその場で分かります。

ただし、この23台はどれも混んでいるわけではありません。大原野神社は林の中を抜ける参道、寂光院は大原の奥の石段、随心院は梅の時期以外は静かな時間が長く、大覚寺は境内が広いぶん人が散ります。混雑を避けたい人にとっては、そちらのほうが役に立つ画です。

いま見られるカメラ 23台

動画 22台・静止画 1台。押すとカメラ一覧のそのカメラが開きます。

いつ見るか

社寺のカメラは、拝観の時間の外では何も起きません。門を閉める社寺では、閉めたあとの参道から人が消えます。例外は伏見稲荷で、門を閉めない社なので深夜でも人影が絶えないことがあります。

人がいちばん少ないのは朝いちばんです。清水坂は朝のうちは石畳が見えています。逆にいちばん混むのは、季節の行事と昼が重なったときです。

季節はカメラごとにはっきり分かれます。2月から3月は梅で、北野天満宮(受験の季節と、毎月25日の縁日が重なります)、城南宮のしだれ梅が2月の下旬から、随心院の梅園が3月の末。春は桜で、豊臣秀吉の花見で知られる醍醐寺と、両側に桜が植わった鶴岡八幡宮の段葛。10月は時代祭で、平安神宮の前をあの行列が通ります。11月の後半は紅葉で、「もみじの永観堂」と呼ばれる禅林寺の門前、谷ごと色づく高雄の神護寺、生垣に挟まれた銀閣寺の参道は、朝から人の動きが止まります。

1月1日から3日の初詣は、このページがいちばん役に立つ3日間です。伏見稲荷・浅草寺・善光寺・出雲大社は、どれも参道の列が画角の中に収まります。行くかどうかを決める前に開いてみてください。

雪は場所で分かれます。市街より標高のある貴船神社と寂光院は、京都の街に降らない日でもここだけ白くなっていることがあります。

見えないときは

京都のカメラは社寺のほかに道と川と駅前もあり、全部まとめたものが京都のライブカメラです。使いかたの話は読みものの京都のライブカメラで、行く前に混み具合を見るに書きました。

紅葉の時期だけを追うなら紅葉、吉野山そのものは吉野山、御所のまわりの庭は京都御苑に分けて書いてあります。駅と交差点の12台は駅前と交差点にまとめました。

この社寺と参道がある地域

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