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火山

火山がつくった湖のライブカメラ 10台⁠|屈斜路湖・十和田湖・御釜

火山がつくった湖を10台で。落ちこんだくぼ地にたまった湖、火口にたまった湖、崩れた土砂が谷をふさいでできた湖。でき方が違うと、画面への入り方も変わります。

何が見えるか

火山が湖をつくるやり方は3通りあります。ここに並べた10台は、そのどれかにあたります。

ひとつめはカルデラです。大きな噴火で地下のマグマが抜けたあと、山の上部が落ちこんでできたくぼ地に水がたまったものです。屈斜路湖は日本最大のカルデラ湖で、カメラは美幌峠の高いところから湖と中島を見下ろします。十和田湖は入れ子になった二重のカルデラで、発荷峠の展望台からの1台と、気象庁が活火山として監視する1台が入っています。支笏湖は水深が深く、冬でもほとんど凍りません。洞爺湖は有珠山のカメラが湖ごしに山体を映すので、湖そのものが手前に入ります。海外ではクレーターレイクが同じでき方で、吸い込まれるような深い青で知られます。

ふたつめは火口湖です。落ちこんだくぼ地ではなく、火口そのものに水がたまったものなので、カルデラ湖よりずっと小さくまとまります。蔵王山の御釜は火山ガスが溶けこんだ強い酸性の水で、エメラルドグリーンから乳白色まで日によって色が変わります。ニュージーランドのルアペフ山は山頂に火口湖を抱えていて、この湖の水位と温度が監視の対象になっています。八甲田山の地獄沼は、噴気と熱水で濁った水がたまったものです。

みっつめはせき止めです。1888年に磐梯山の北半分が崩れ、流れ下った土砂が川をせき止めてできたのが裏磐梯の湖沼群で、レンゲ沼はそのひとつです。このカメラは、噴火がつくった沼の水面ごしに、噴火がつくった崩壊壁を見ています。

3通りの違いは画面の入り方に出ます。カルデラ湖は大きすぎて対岸までしか入らないので、峠や高台から見下ろす構図になります。火口湖は小さいので湖全体が1画面に収まります。せき止め湖は、水面と原因になった山が同じ画面に並びます。

いま見られるカメラ 10台

10台すべて静止画。押すとカメラ一覧のそのカメラが開きます。

いつ見るか

です。多くが山や峠の高いところにあり、高い場所は昼前から雲が湧きます。晴れて見えるのは朝のうちだけ、という日が多くなります。

秋は岸の色が変わります。紅葉の例年の見頃は9月下旬に蔵王山、10月中旬に十和田湖と磐梯山、10月下旬に裏磐梯です。年によって1〜2週間ずれます。雪が乗る平年日(1991〜2020年の平均)は10月19日に八甲田山、10月28日に蔵王山です。

冬は水面そのものが変わります。屈斜路湖は結氷し、条件が揃うと氷が割れて筋状に盛り上がります。反対に支笏湖は深いので、冬でもほとんど凍りません。同じ北海道の2台で、冬の画面がまったく違います。

海外の2台は時差があります。クレーターレイクはアメリカ西海岸、ルアペフは南半球のニュージーランドで、季節も逆です。開く時刻の決め方はいま明るいカメラを選ぶ — 時差の読み方にまとめてあります。

更新の間隔は出典で違います。気象庁の4台は2分ごと、環境省の4台は1時間ごと、GeoNetの1台は10分ごとです。10台とも静止画なので、暗くなるとほとんど何も写りません。

見えないときは

出典は気象庁、環境省(インターネット自然研究所)、アメリカ国立公園局、ニュージーランドの GeoNet です。画面が出ないときの見分け方はライブカメラが映らないとき、何が起きているのかにあります。

湖ごとのページは、阿寒摩周(屈斜路湖)、十和田湖支笏洞爺(支笏湖・洞爺湖)、蔵王山 御釜磐梯山(レンゲ沼)、トンガリロ国立公園(ルアペフ山)、海外の国立公園(クレーターレイク)です。地獄沼は東北の火山にあります。

季節で追うなら紅葉初冠雪に、同じ火口や火山の眺めは火山、湖や湿原そのものは自然にまとまっています。

この火山がつくった湖がある地域

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